ITインフラストラクチャのソリューション・ディストリビュータのネットワールドは、セキュリティ対策においても先進的に取り組んでいる。PPAP廃止の気運が高まる前から、クラウドストレージを経由した添付ファイル対策を導入していたが、運用は従業員任せ。
経営陣からのPPAP対応状況に関する確認に、自信をもった回答ができない状況にあった。脱PPAPに対応できるCloud Mail SECURITYSUITE(以下、CMSS)を導入。添付ファイル暗号化やサーバーへのアップロードが自動化され、複数のファイル送信方法が選択できることにより、取引先への対応と自社のセキュリティ強化を両立させることができた。
取引先ごとに添付ファイルの送信方法は、「PPAPでの受信」「クラウドストレージ経由での受信」「平文での受信」と異なる。取引先が希望する方法でのファイル送信が負担に。
添付ファイル分離は、クラウドストレージを利用。Microsoft 365との相性が悪く、自動送信できないため、手動でアップロード・ダウンロードURLを発行し、パスワードも手動で別経路送信していた。
1通のメールで添付ファイルを送る際に約3分かかり、月間で20時間の業務の負担になっていた。脱PPAPの運用は現場任せだったため、適切に運用されているか不透明だった。
CMSSの導入により、手作業で行っていた添付ファイルの送信を完全に自動化。従業員はメールにファイルを添付して送信するだけ。パスワードは、別経路で自動送信されるためセキュリティが向上。
添付ファイル暗号化、添付ファイルの分離送信、平文での送信、等のドメインやメールアドレス毎にファイル送信方法が設定できる。国内外の多様な取引先のニーズに対応できた。
Microsoft 365に対応し操作性も容易で、全社的な運用が可能になった。分かりやすいインターフェイスで設定が容易。低コストでMicrosoft 365 に脱PPAPを実現できた。
月額300円/人で、脱PPAPを実現
ドメインやメールアドレス別にファイルの送信方法を設定できる
Microsoft 365 に適合低コストで管理工数を下げられる
ZIP暗号化したファイルをパスワードで解凍するというPPAPは、ファイル共有の安全性や秘密性の効果がないばかり か、マルウェアやウイルスの侵入のリスクを高めています。2020年の政府のPPAP廃止宣言以降、脱PPAPの流れが加速しています。PPAPの代替手段の選定時に留意すべきポイントを紹介します。
Cloud Mail SECURITYSUITE(クラウドメールセキュリティスイート)は、Microsoft 365・Google Workspace では不足している日本企業がビジネスに必要なセキュリティ機能と管理機能をオールインワンで追加できます。